高台に建つ邸宅の、ウッドデッキのリニューアル。
大きさや形はこれまでのデッキを踏襲しつつも、構造を鉄骨で強化したうえに
床面には耐久性の高いイペ材、フェンスにはロートアイアンを用いて、空間の表情をガラリと一新させました。

床面は、高耐久性のイペ材を
オスモ社のカントリーカラーで
淡くホワイトに色づけて仕上げました。　
無塗装の状態でイペの自然な経年変化を待つのも
おすすめ方法ですが、
オスモのように被膜を作らない天然素材の塗料で彩るのも
またいいもの。　
洗練された雰囲気づくりと、プラスαの耐久性アップの
両面において　かなりの効果があります。

リゾートのワンシーンを思わせるくつろぎ空間！
お客様お手持ちのローラ・アシュレイのペンダントライトが効果的なアクセントになっています。　
このロングテーブルは、ＤＩＹがお得意なご主人の作品。
既製品にはない、ライフスタイルに即したユーティリティを感じます。

ゆたかな緑を背景にシックな存在感を放つ、マットな質感の白と黒。
以前の木材だけで構成されたデッキとは異なる、新しい魅力を持った空間の誕生です。

オリーブを白い角鉢に植えて、南欧風のイメージに。
下の方の枝を整理したスタンダード仕立てに近いスタイルが、
この場所におしゃれにマッチしています。

玄関へのアプローチ部分は、
白い磁器質タイル敷きで変化を付けて。　
その中でも玄関ドアの中心線の延長上には、
ポイントとなる楽しい色使いのタイルをはめ込んで。
お客様がスペインに旅された折の思い出の品です。

日差しを遮るパーゴラ屋根の下で
光と風を感じながら休息する
至福のひととき。

このロートアイアンは
軽井沢の鐵音（くろがね）工房さんにオーダーして作ってもらったもの。　
手仕事の確かな温もりと繊細なラインの中にも
重厚感を感じさせる出来ばえが、この空間の重要なファクターとなっています。