山の手の邸宅のお庭のリノベーション・プラン。
ご家族でよく旅をされる、
イタリアやスペインのパティオのイメージがご希望でした。
お手持ちのレンガ資材2000枚とサークルストーンで
まずは明るいフロアを作った後、
居心地のよい場所にふさわしい樹木と草花を追加。
周囲の山や自然とも調和する、スタイリッシュ空間の
誕生です。

サークルストーン中央に置いた素焼きのつぼ。
構築的なシェイプとブロンズカラーの美しい、
インジビサ（コルディリネ・オーストラリス）がよく似合う。

西方向に北山の眺望が開ける
素晴らしい立地を活かした、
モダンでありながら
自然に包まれる感覚のプライベート・ゾーンが完成。

存在感のあるクスノキをシンボルツリーに。
つやつやとした常緑の葉が
陽を受けてきらめきます。

床面に敷き詰めたレンガの色調。
ダークカラーのウッドフェンス。
計算されたカラーリーフの植栽が
それぞれを引き立てています。

アーティチョークやフェンネルなど、
ハーブ類が楽しいコーナー。

シェイディな場所を彩るのは、
フォレスト・パンシーとハイドランジア類の
おしゃれなコンビネーション。

コナラの大木が気持ちのいい木陰をつくってくれる場所。
後ろのフェンスなどは、木工がお得意なご主人の力作です。
プロ顔負けのビューティフルなできばえには脱帽！

サイドヤードに作った、ヨークストーンの小径。
ホスタやグレコマが足もとを明るく演出します。

それぞれの花色・葉色とともに
そのテクスチャーやタイミングなども
考えたプロならではの植栽構成。

お庭の導入部には、ほんのちょっぴりかわいらしさをプラス。
苔で古びた、味わい深い表情のウサギがお出迎え。