海辺に程近い街並みに映える、南仏風のお住まい。　
敷地の道路に面した部分の植栽によって、あたかも“緑の服”をまとったかのようにドレスアップしました。
「部屋の中からもさわさわと緑の気配を感じられる樹種」・「気になる視線もカットできるような樹種」を選んで
コーディネイトさせていただいたのも　こだわりポイントです。

フレンチラベンダー（Lavandula stoechas）や
パイナップルミント（Mentha suaveolens var. variegata）など
姿や彩りだけでなく、かぐわしい香りでも楽しませてくれるものを集めて。

シンボルツリーとして植えたのは、樹高５ｍUPのエゴノキ（Styrax japonica）。
堂々とした建物の外観に　より一層の存在感と表情を加えています。
道路側には　シマトネリコ（Fraxinus griffithii var. koshunensis）や
ホップブッシュ（Dodonaea viscosa）、オリーブ（Olea europaea）で
ナチュラルで心地よい緑のスクリーンを構成しました。

DIYがお得意なご主人の作品群は、玄人はだしのものばかり！
アーチ型のきれいな門扉の出来ばえや、
ワンちゃんのお散歩グッズ入れの機能性には　ただただ感服でございます・・・！

塀の前の植栽スペースは、
オリーブやコンパクトな果樹・ハーブ類を植えて
見るだけでなく　香りや収穫も楽しめるちょっと欲張った構成に。

こちらは　ご主人のお兄さま手づくりによる風向計。
おうちの雰囲気に合った優しいカラーリングがいい感じ。

インナーテラスから窓外の緑を眺める、やすらぎのひととき。
おしゃれなティールームにいるような心地よさを感じます。
（だから、私たちもついつい長居をしてしまって・・・
いつも申し訳ありません・・・！）