gallerish patio garden （西宮市）

ミルク色のフェンスに囲まれたパティオは、まるで戸外のアートギャラリーのようなたたずまい。 今回のリニューアルによって、明るさと統一感のあるスタイリッシュな空間へと変身しました。

和室の前に当たる部分には、 ちょっと和モダンな雰囲気の壷をあしらって。 足元の植栽は、トクサ（Equisetum hyemale）と ツワブキ（Farfugium japonicum）で シックなジャポニズムを表現しました。

耐久性の強いサイプレス材に、さらにオスモカラーを塗装したウッドフェンス。 そのミルクのようなやさしい色合いには、古色仕上げのライトからのやわらかい光がよく似合います。 オブジェを設置した台は、なんと　既存のブロック塀から突出した控え壁を利用したグッド・アイデア！

空がダークブルーに染まる薄暮の時間。 シャンパンを持ち出せばゆったりとした時間が流れる大人空間に。

既存の大きなケヤキの木は、枝ぶりを整理してすっきりと姿よく。 サブツリーとして　株立ちのエゴノキ（Styrax japonica）やジューンベリー（Amelanchier lamarckii）などをプラスすることで、 緑によるやすらぎ感が一段とアップした空間になりました。 足元には　四季の楽しみを感じさせてくれる、風情のある低木や草花を植え込んでいます。

庭に出るのが楽しくなるような石張り階段。 パティオ全体と同じ、やわらかな色調でまとめています。

使い勝手を考えて位置を移動した立水栓には この場の雰囲気に合う バタークリーム色のユニットを採用。

フランス・Fermob社のビストロテーブル＋チェアは、 庭のアクセントとしても効果的。