Roof-Top Sanctuary （大阪市）

閑静な住宅街にある、洗練された集合住宅の最上階ルーフバルコニー。 軽量化と防水／排水処理の制約があるなかでどれだけナチュラルでシックな風景を作れるか。 その命題に対するひとつの答えがここにあります。 落葉するものと常緑のものをバランスよく配置し、四季折々の楽しみを散りばめて。 鳥が木になった実をついばみに訪れる光景もときどき見られます。 なんて目ざとい鳥たちなんでしょう！

アンティークの銅鍋でしつらえた水辺。 水の中ではニホンメダカが泳ぎます。

25年以上の耐用年数がある オーストラリア産のひのき材で制作した プランターや植栽枡。 自然の植物油ベースの塗料「オスモカラー」で グレイッシュなトーンに仕上げました。

「もうひとつのリビングルーム」というコンセプトのもとに、 家族や友人と集う場所として。 ・・・あるいは　ひとり静かに過ごす場所として。 日々の暮らしがさらに楽しみの幅を広げたことを実感するひとときです。

施主様のご希望により 在来種にこだわった植栽をプランニング。

下草にはヤマアジサイや ミヤマオダマキなどを植栽。

水辺によく合うサワギキョウ

斑入りのアマドコロやギボウシが 緑のグラデーションの程よい アクセントになっています。