ペシェ・ミニョン 乃木店 Peche Mignon

2011年夏　函館に降り立った目的のひとつが　この「ペシェ・ミニョン」を訪れること。　 と言いながらも実のところ “鄙には稀なおしゃれなケーキ屋さん＋カフェ”ぐらいの認識で伺ったのですが、 そこには驚くほど洗練された小宇宙が広がっていたのです…！ すっかりその居心地と味わいの魅力にハマッて、函館滞在中は訪問を重ねてしまった私達。　 いろんな名店が全国津々浦々にあるわけですが、 あらゆる意味でこちらは最高峰のお店のひとつではないでしょうか？ 何かを手放しで褒めることの少ない辛口なグレートオークスなのですが、 ここは本当に大好き…！ ペシェ・ミニョンを訪れるためだけでも　函館に行く価値があると思います！（キリッ）

びっくりするぐらい普通の住宅街のなかに突如現れる、 緑につつまれた館のエントランス。 アイアン素材の看板やドアハンドルもいい感じ。 住所：函館市乃木町1-2　　電話：0138-31-4301 （函館空港からだと15分ぐらいで到着。　 　ただし、カーナビ推奨。）

サロン内からパティオを眺めたところ。 開放感と明るさのある清潔な店内の居心地は こんな家に住みたい〜！！と叫ばしめるほど（笑）

ケーキ激戦区の阪神間や首都圏でも なかなかお目にかかれない レベルの高いケーキたち。 デザインが素晴らしいだけでなく、 それぞれにとても美味しいのに瞠目！ 北海道ならではの素材の新鮮さと　 それを最大限に生かす手腕。 ラッピングなどのセンスも 当然ながら素敵です。

パティオへは出入り自由。 うろうろするお客を 放っておいてくれるのもうれしいところ。

窓を取り囲むように這わせたナツヅタ。 絵に描いたようないい雰囲気です。

なんでもないコンクリート平板敷きが シンプル＆ニュートラルな良さを 醸し出して。

パティオの中央にそびえるモミジ。 これ以上ないほどの求心力を放って、 この場所の魅力の大きなウェイトを占めています。

パティオの向こうには池。 緑の木々と空の写りこむ水面が この庭に楽しい変化づけをもたらしています。

パティオヒーターが置いてあったことに 写真を見直して気付きました。 春や秋には相当活躍するのでしょうね。 紅葉の季節にも行ってみたい！

池への給水口はセメントでカバー。 冬季の凍結対策も兼ねてでしょうが、 ちょっとマネしてみたい ラフで面白い造形です。

樹下のテーブルは、間違いなく特等席。 梢の葉を透かして降り注ぐ光が 何とも言えない幸福感を与えてくれます。 ま、季節によっては 毛虫etc.も降り注ぐのかもしれませんが・・・ キニシナイ、キニシナイ・・・！